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2012年12月 6日 (木)

マイクロSAL主翼の作成(その3)

主翼作成のその3として、主翼に上反角を設定して接着し、ペグを取り付けて完成まで行きたいと思います。

まずは、その2で作成した1枚ものの状態で削り出した主翼を上反角を設定するラインで切断します。

20121130_002

その1で目印代わりに切れ目を入れたと思いますが、そのラインで切断します。

バルサ鋸で切断していますがカッターで十分です。

切断し終えた主翼です。

20121130_003

外翼×2、内翼×2、中央翼×1の全部で5つの主翼パーツに分かれます。

これから上反角を設定するために、それぞれの主翼パーツの合わせ目となる部分を設計通りの上反角とした場合にぴったりとくっつくように斜めに削ります。

例えば上反角を10度とする場合、接着するパーツ同士でそれぞ5度ずつ削り、合わせて10度となるようにします。

削る角度は以下のファイルをダウンロードして参考にして下さい。

「マイクロSAL二段上反角主翼数値図」をダウンロード

ダウンロードした図面について説明致しますと、二点鎖線はこれから行う斜めに削るために参考とするラインで、鎖線は主翼を接着する際に参考とするラインです。

下の写真は内翼の外側を削っているところです。

20121130_006

削る場合は二点鎖線を参考にしますので、図面の内翼外側の合わせ目と二点鎖線が交差するところから中央翼側に伸びている線を辿っていくと「21.123mm」と書いてあります。

そこで、この写真のように内翼外側を削る場合は内翼内側を「21.123mm」持ち上げて、内翼外側を90度に立てたヤスリで削ると図面通りの上反角となります。

補足ですが、図面上は正確を期するためにやたらと細かい数値になっていますが、なんと言っても目視が頼りの素人手作業精度なので21.1mmとか21mmとかそういうレベルで問題ありません。

私の場合は、ということになりますが、この方法を実現するために、まず数mm浮かすためにカッターマットを置き、その辺に主翼パーツの削る側を主翼下側の端が合うように主翼パーツを置きます。主翼パーツの削らない側には枕となるものを置き設定した高さになるようにします。角材に紙ヤスリを両面テープで貼り付けたものを用意し削るワケですが、カッターマットがあるために、それをガイドとして削れすぎず真っ直ぐ削れるようになっています。

20121130_008

削る際のポイントとしては主翼パーツが動かないようにしっかりと手で押さえるワケですが、それほど固いパーツではありませんので、歪んだりしないようにソフトにかつしっかりと動かないようにします。

このようにして、全ての合わせ目について斜めに削ることが出来ましたらいよいよ接着となります。ちなみに接着は全て低粘度の瞬間接着剤にて行います。

接着する際は図面の鎖線のラインを参考にします。

まずは外翼と内翼を接着します。

20121130_012

図面上で、内翼から外側に向かって伸びている鎖線を辿っていくと「30.253mm」と書いてあります。

ですので、外翼の翼端の高さが「30.253mm」となるようにします。

前縁と後縁、そしてキャンバーラインがキレイに合わさっているのを確認し、低粘度の瞬間接着剤を一滴垂らしてスポット的にくっつけます。

20121130_013

この状態で、合わせ目や翼端の高さに問題が無いか確認します。

問題が無ければ合わせ目に沿って瞬間接着剤を垂らして全面的に接着します。

20121130_014

接着が甘いと投げる時に剥がれますのでしっかりと接着します。

裏側も接着しますが、どうしても隙間が出来てしまうケースがあるかと思います。

そのままだと接着面が少なく剥がれやすくなってしまいますので、隙間を埋めます。

20121130_021

主翼を削る際に大量に発生した木粉を隙間が出来たところに擦り込むように詰め込みます。

余計な木粉を払ったら、瞬間接着剤を垂らして固めてしまいます。

20121130_022

接着したところがガサガサになってしまったら紙ヤスリで均しておきます。これで強度的には問題ありませんので、隙間が出来た場合は是非やってみて下さい。

続きまして、反対側の外翼を接着します。

20121130_017

やることは同じなのですが、翼端の高さを図面通りにするのではなく、左右でなるべく同じにするために、既に接着したものと合わせるようにします。

次に内翼と中央翼を接着しますが、これは全く同じです。

20121130_020

反対側を接着する際は、やはり図面通りにするのではなく、翼端の高さが左右で同じになるように接着します。

かなり主翼らしくなったかと思いますが、最後に指を引っかけて投げやすくするペグを取り付けます。

私の場合は、バルサの三角棒を使います。

20121130_025

写真のように10mm程度の長さに切断した物を2個用意します。

右利きの場合は、まず主翼左側の翼端上面に翼弦方向に中央よりも後ろ気味の場所に接着します。

20121130_026

投げる際にバルサ自体が剥離していかないように三角棒の表面全面に瞬間接着剤を塗布します。

反対側の主翼下面にも接着します。

20121130_027

主翼の横方向から見ると同じ位置になるようにし、前後方向から見ると下面側は少し内側(中央側)に寄せておきます。

20121130_028

これは人差し指と中指の長さが違うために、指の長さに合わせてペグをオフセットし、ランチ時に変な捻りが入ったりしないようにします。

これで完成となります!

20121130_030

軽く柔らかいバルサの場合は、重量は嵩みますがラッカーを吹いたり、マイクログラス等で補強したりする必要があるかと思いますが、固いバルサであれば必要ありません。

塗装する場合はラッカー系の塗料が良いかと思います。

結構面倒ではありますが、慣れてなくても1時間もあれば削り終わるので、準備や接着等を合わせても半日~1日もあれば完成すると思います!

バルサ自体はその質さえ求めなければホームセンターで比較的手軽に買えるものなので、ダメもとで是非やってみて下さい!失敗したらまた削れば良いわけですし、失敗作に見えても良く飛ぶかも知れませんしね!

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